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鑑別結果「天然ガラス/モルダバイト~充填物あり~」
さて、珍しく立て続けにブログを書いています(^_^;)

今回は、お客様からお問い合わせ頂きはじめて気が付いた「充填物あり」の表示についてです。
誠にお恥ずかしい限りですが、私はお客様に鑑別書をお送りする際に、この表示に気が付きませんでした。
先のブログでも書いておりますが、何か鑑別結果において問題が発生した場合はお電話を頂く事になっております。
特に問題がなければそのまま商品と共に鑑別書を頂き終了となります。
ですので、私はそのまま鑑別書はお客様の元に商品を発送するまで仕舞いこんでおりました。
そして発送する際、鑑別書と商品が一致する事だけに神経を尖らせていまして、細かい所まで見ていませんでした。
今回の事で今後はきちんと鑑別結果を隅々まで検証してから保管するように致します。

さて、前置きが長くなりました。失礼致しました。

お客様は私のお店を信頼されて、いつも御贔屓にしていただいているご夫妻で、様々な情報もご提供して頂いている本当に「モルダバイト」を愛していらっしゃるお客様です。

奥様より頂いたお問い合わせのメールに対し、私がさせて頂きました回答をブログに掲載させていただき、皆様とシェアしたいと思います。

赤い文字はお客様からのご質問で、その後が私の回答となります。





*****************************

Zelenáの田中です。
本日鑑別書の結果について日本彩珠宝石研究所の飯田所長にお話しを伺いましたのでご報告をさせて頂きます。

まず、研究所に残っていました鑑別結果の記録から、まずどこに充填物が確認できたのか?
という事で、写真と同じ方向(くちばしを左に向けた方向)で見ますと、右下、首の一番下あたりの原石部分に何か充填されている事が確認されたという事でした。

『モルダバイトで充填物とは、何が充填されているのだろう?』

このご質問についてですが、充填物の内容は鑑別は不可能ですとの事でした。
ただ、今回の場合、固いガラス質の充填ではなく、樹脂系の物でしょうとの事でした。

なぜそのような充填加工がされたのか?
それは彫刻をした方に理由を聞いて頂かない事にははっきりとした事はわかりませんとの事で、考えられる理由としては下記のような例をお話しされました。

樹脂の充填の場合は、アクセサリー加工する際に肌に当たる部分が原石の場合は、できるだけ凸凹を埋めて肌あたりをよくする。
トゲトゲと尖った部分があれば欠けやすいので保護する目的で充填する。
加工した際にヒビが入った場合ヒビを広げないために充填する。
などが考えられますという事です。

後はやはり、加工した人に直接聞くしか充填物が何であるのか、また目的はなんなのか、特定は難しいという事になります。
しかし、私の英語力ではそのような専門的なやりとりは大変難しく、今後は鑑別結果をきちんと見て、販売する際にはそのまま記載して、納得して頂いた方にご購入をして頂く事になると思います。
また、どの部分に充填(その他の処理)がされているのか?鑑別結果をみて鑑別機関にすぐに問い合わせて、お客様に情報を提供する事が現時点で私にできる事だと思います。

モルダバイトの鑑別で「充填物あり」は私もはじめて見ました。
(ルースなど、宝石の形に近いとよくある記述なのでしょうか?)


現時点で私が所有している鑑別書に「充填」その他特別な記載のあった物が1点もなく、過去に見落としてしまったものがあれば、受け取られたお客様からのお問い合わせがなければまったくわからない状況です。
申し訳ございません。
飯田所長のお話しでは、樹脂の充填は原石にわずかに見られるとの事で、ビーズ等にも材料の特定はできないが、何かが充填されているケースはありますとの事でした。その際は鑑別書に今回と同様に何かしら記載がされますとのお話しですので、鑑別に出す事は重要だとあらためて認識した次第です。

ちょうど、お店のトップに「鑑別について」詳しく更新されていたので、こういった記述があることもあると追記された方が良いのかもしれないとも思いました。

ありがとうございます。
そうですね。
送って頂いた鑑別書の写真を使わせていただいて近いうちにブログにも掲載したいと思います。

もしも何かこういった、モルダバイトの加工や処理など、詳しい情報がありましたら、ぜひお勉強させてください。
(本物と偽物のお話は見つかるのですが、加工や処理はモルダバイトでは見当たらないのです。)


先日別送しましたメールで「グレー」のモルダバイトのお話しをさせて頂きましたが、鑑別機関でも「保留」しなければならないモルダバイトが出てきたという事は、今後さらに難しい状況になっていくだろうと思います。
私個人だけでは○○様とさほどかわらないくらいの情報しか収集できていませんので、多少お金がかかっても、色々な商品を購入してみて、鑑別に出してみて、そこで痛い目にあって勉強して行くような方法しかないのかもしれないと思いました。
自分の所で起こったことについては隠さず情報は公開しようと思っています。

モルダバイトはもともとが「天然ガラス」なので、ガラスが充填物だとすると‥確かに「本物とは、天然ガラス モルダバイトの表記だけでよいのか?」疑問になりました。
もしも、これが彫刻でなくて(彫刻はカメオで宝石のカットの類と私は認識して納得しております。)、原石で美しく見せるためのキズを隠すための「充填物」だったら??

今後、モルダバイトはこのような世界になってしまうのでしょうか?
ゼレナーさんは、どう思いますか?


最後質問に関しましてはしばらく考えていまして、この場で回答させて頂きます。
私個人と致しましては、まずは「天然ガラス/モルダバイト」と鑑別機関で結果が出せたのならば、「本物」であると認識致します。
「充填物あり」と結果に出た場合はもちろん、正直に商品紹介に記載致します。
その上でのご判断はお客様に委ねたいと思います。
見た目や肌あたりのため、カケや割れをうめるための充填を「悪意」のある処理と受け止めるかどうかは人それぞれではないかと思います。
「ルビー」などの「鉛含侵処理」やその他の宝石の「加熱処理」も様々な受け止め方がされるのと同じだと考えます。
そのような加工を「良し」としない方、加工ありきでも美しい赤色でヒビのない「ルビー」を求める方・・・。
業者側と致しましては、鑑別の表記に関しては見落とさず、きちんと鑑別機関に内容を聞いて、お客様に正しい情報をお伝えして、判断を仰ぐというスタンスで行きたいと思います。

以上になります。

◆このブログをご覧になっているお客様で、かつて当店からの商品の鑑別書で特別な記載があった鑑別書をお持ちでしたら、ぜひご一報頂きますとありがたいです。
鑑別書の番号で、ある程度は遡って内容を調べて頂けますのでこちらの資料と致しましても他のお客様への情報と致しましても大変貴重です。
私の不手際で見落としがあれば大変申し訳なく思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
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2018/09/27(Thu) 10:32 |  |  | [編集]
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